LCCは経費削減をしているけれど安全性は大丈夫?

- LCCは経費削減をしているけれど安全性は大丈夫?

公園のベンチ

LCCは経費削減をしているけれど安全性は大丈夫?

国内で参入が増加傾向にあるLCCは、格安航空券を提供してくれる航空会社として注目されています。
しかし人件費や機体や設備導入にかかるコストを徹底的に削減しているという話を聞くと、どうしても安全性は大丈夫?
と不安に感じる人も少なくないようです。
なのでLCCの安全性について検証してみたいと思います。

機体や設備の安全性について

LCCは機体や設備などの経費の削減を徹底しているので、古い機体を長く使用していそうで不安と思っている人がいます。
しかしLCCはむしろ大手航空会社よりも、機体が新しい可能性が高いと言えます。
その理由は、国内にLCCが参入してから、それほど年月が経過していないためです。

それに古い機体を長く続く事が、決して経費の削減になるとは限りません。
古い機体よりも、新しい機体の方が技術が進歩し省エネです。
古い機体になると、逆にメンテナンスにコストがかかってしまいます。
そのため新しい機体を揃え省エネでメンテナンスのコストをかけず、安全性を高める方が理に適っていると言えるでしょう。

またLCCは国内の路線が限定されていて、2点間を単純往復するスケジュールが多いのが特徴です。
そのためパイロットが運航に慣れていて、ミスを起こしにくい点からも安全性が高いと言えます。

人件費カットは安全性にどう影響している?

サバンナの夕日

格安航空券を提供できるLCCは、人件費も大幅にカットされています。
そのため整備はしっかりと行われているの?手抜きされていない?と不安になる人もいるかもしれません。
ですが機体が統一されている分、整備士も装備に慣れています。
それに機体がまだ新しいために、メンテナンスにもそれほど時間をかけなくても安全性は保たれると言えます。

そもそも整備士に関して言えば、整備会社に委託するケースも増えてきていて、委託の場合は大手航空会社とサービスに差異はないと考えられます。

ただし、やはり人件費をカットしたシワ寄せは従業員に影響をもたらします。
例えばパイロットが大手航空会社の場合は、1日に3フライトなのに対してLCCでは4フライトと負担が大きくなっています。労働密度が高くなった結果、疲労やストレスで注意力が散漫になりミスにつながる可能性がないとは言えません。
パイロットに限った話ではなく、客室乗務員でもマルチタスクが求められ、過労になりやすい環境だと指摘されています。

実際に急成長の陰で人員が不足した結果、従業員の負担が増しジェットスターはトラブルが続出した時期があります。
現在は人員の補充を行い、トラブルは減少傾向にありますが、各LCCが人員が不足していないかどうか、安全性のためにも消費者が目を光らせておく必要はあると言えます。